リベルサス錠 GLP-1受容体作動薬の飲み薬誕生
2021年1月18日
先日、MSDのご担当者様によるリベルサス® についての勉強会がありました。
GLP-1(ジーエルピーワン)受容体作動薬とは主に膵臓に働きかけ血糖値が高くなったときにβ細胞からインスリンが出るのを促し血糖値を改善します。
その他の利点として食欲を抑える(体重減少)、消化がゆっくりになる、心臓や腎臓を保護する等のうれしい効果があります。
しかし、今までは注射薬しかありませんでした。
2010年に1日1回打つタイプ 2013年に1週間に1回打つタイプ、2015年には針を見ず押し当てるタイプと色々進化してきました。
そしてついに飲み薬が誕生。しかも1日1回の服用で、注射薬に遜色ない効果が得られるそうです。注意点としては空腹の状態で飲むこと、水は120ml以下でなければならないことなどです。
でも注射よりはずっと良いと思いませんか?
また一つ患者様の痛い思いが減りそうです。
ただし、発売から一年間は2週間分ずつしか処方できませんので、あらかじめご承知おきください。